過食症とキャッシング地獄

女性 主婦 30歳 A型 群馬県


私は14歳のときに拒食症になりました。
当時身長154センチ体重25キロという死の直前の状態になりました。
15歳になってようやく食べられるようになりました。
でも食べ方が異常でした。この時点で過食に移行していました。
医師は「体重を増やす為に必要な事だから問題はないよ」とおっしゃりました。

でも標準体重になっても過食は止まりませんでした。
ただ拒食症は治癒したと診断され通院は終了しました。

そのまま16歳の時には身長156センチ体重が72キロまで達しました。
これは私が嘔吐なしの過食のみの症状なので当然の結果です。

このままでは成人病になると思いダイエットをはじめました。

この時点で太っている醜い自分がとっても嫌いになっていました。
そしてここまで放置した医師と両親を呪いました。
太っているコンプレックスで何事も消極的で人に対して壁をつくり、常に孤立感と孤独感を感じる様になりました。

母親の協力のもとダイエットを始めましたが過食でリバウンド。全く成功しませんでした。
大学進学とともに一人暮らしを始めると、ダイエットは更にエスカレートし
一時期1ヶ月で10キロほど減らせましたがまた過食が再発し減量も思うようにできなくなりました。

両親の仕送りだけではダイエットと過食の費用がまかなえなくなりバイトを始めました
でも、それでも足りずローンを組み間始めました。
この頃やっていたダイエットはエステと健康食品です。
ローンは社会人になってさらにエスカレートし
最長の返済計画なのに合計で月々8万近く返済に迫られるほど何社ともローンを組んでいました。

ダイエットと過食の繰り返しで減量できない自分に「なんて意志の弱い人間なんだ」と年々自己評価が落ちました。
ダイエット依存になり数百万円の借金をかかえることになりました。
多額の借金と治らない過食の恐怖から将来が見えなくなり自暴自棄になりました。

会社ではこれらの不安を少しでも考えない為に、
そして世の中で一番下等な自分が犠牲になることで安心感を得る為に
睡眠時間3〜4時間で15時間労働の責任ある仕事を6年間続けました。

当然心身共にボロボロになりました。でもおかげで少し痩せました(やつれましたが正しいかな)
週末になると張り詰めていた気持ちがほどけ、結局過食をしていました。
過食後は酷い自己嫌悪となりそんな人生がもう嫌になっていました。

「いつ死んでも良い」と思ってはいても両親に迷惑をかけたくない
どうせ死ぬ勇気なんか無い事がわかっていてそんな自分を情けなく思い
更に自己嫌悪になり最終的には「世の中で自分が一番最低な人間だ」と考えるようになりました。

だからどんなに評判の悪い人にも優しく接する外面的には「誰にも優しい人」と言われる様になりました。

おかげで絶対弱みを見せられない立場の上司(役員)にまで悩み相談をされ
不倫関係となりドロヌマの結末を経験しました。

私にとってこの病気で一番怖いと感じたのは過食の症状からきた「心のゆがみ」でした。
きっとこのセンターに出会えなければ命を絶っていた危険性があったと思います。
本当にこのセンターに、みんなに出逢えて良かったよ!
みんな本当にありがとう

年と共に増え続けた過食嘔吐

 女性 会社員 28歳 O型 神奈川県

 まず 何といっても 年々増えたり減ったりを繰り返しながら増えていく病気だということ。経年増加といいます。
私は19歳の頃過食嘔吐を覚え、その当時の頻度は週に2-3回、金額も500-800円程度。

3年後、22歳の時 一瞬(2ヶ月ほど)一日中になり、一日一万円以上使う日も。
9年目の今も、センターで随分回復したけど、9年前と同じ内容では絶対に満足できない。

過食衝動は、時と所を選ばず起こってくるので、旅行中であっても過食嘔吐は止められないことが多い。
誰かと一緒に行動している時に、過食衝動が起こると、一人にして欲しくてイライラしてしょうがない。
(これは〜出来ないだろう、というような状況でも止められない。 我慢して止めると、可能になった瞬間からタガが外れたようになる)

21歳の時、海外旅行中4日間 嘔吐なしで過ごしたら、帰ってきてから1週間は過食のことしか頭にない状態になった。
いや帰りの飛行機の中でもうめちゃくちゃ食べてた。
出張に朝一の飛行機で出かけなければならない日の深夜、準備をしなければいけないのに過食嘔吐してしまい
なんて不便な病気なんだろう、と思った。

吐けないor吐き切れないと、どんどん体重が増えてしまうこと。
過食症になる人は、決まって「誰からも好かれたい」という性格を持つのに、これは耐え難い。

「誰からも好かれたい」ので、たいていの過食症人は「頑張りや」で「努力家」で「世話好き」
(そうじゃない子は見たことがない)
でも、過食に使われる(使わざるを得ない)時間・お金・体力は年々増えていき
「頑張る」ことも「努力」することも「誰かの面倒を見る」余裕もなくなっていく。

そして過食費だけに、月に何万円も使うことが普通になってしまう。

過食の時間がどうしても必要になるので、過食にかかる時間が一日2時間だと一日が22時間なのと一緒になってしまう。
睡眠時間が少なくても身体がもつ20代前半は平気でいられることが多い。(私の場合)

27歳になると、平日フルタイムで働きながら過食嘔吐に3〜4時間も使うのは、生活破綻寸前だった。
そして 増え続ける症状におそろしくなり相談。
悪習でも趣味でもなんでもなく、心の病気ということを知った。

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